一般社団法人日本板画院

一般社団法人日本板画院

日本板画院 概要

1952年(昭和27年)棟方志功の呼びかけで結成され、同年第1回展覧会を東京渋谷・東急百貨店で開催しました。
(創立会員は棟方志功、棟方末華、ワルワーラ・ブブノア、笹島喜平、北川民次、下澤木鉢郎)その後幾多の変遷を経て1979年(昭和54年)第29回から会場を東京都美術館とし、多数の 会員が参加する公募団体へと発展してきました。
2010年(平成22年)2011年(平成23年)第60回・61回板院展は東京都美術館改修工事の東京北千住シアター1010にて開催しました。
また、第61回から東日本大震災支援のために、会員の協力を得て版画作品のチャリティー販売をし、その収益を復興に少しでも役立つようにと寄付しています。

日本板画院「現代日本版画展」(ロシア・ウラジオストック)を開催。

2012年(平成24年)第62回板院展では東京都美術館のリニューアル開館にあわせて
日本板画院草創期の作家作品による特別展示を開催し、「板画の道-棟方志功の思い」
石井頼子 氏 、「棟方志功と創作版画の軌跡」日下賢二 氏による講演を行いました。

また、同年5月にはロシア政府より招待を受けて、日本板画院「現代日本版画院」(ロシア・ウラジオストック)を開催しました。

日本板画院 一般社団法人となる 

2013年(平成25年)1月23日 一般社団法人日本板画院が設立されました。
版画芸能の普及と後進の育成は美術団体としての日本板画院の社会的使命です。
そのため、組織をより確かなものにし未来へと繋げる一歩を踏み出しました。

☆  設立時社員:鬼塚満壽彦、井上勝江、見目陽一、宮崎千鶴、森 信雄  ☆

「全国年賀状版画コンクール」を開催

2013年(平成25年)版画をより身近なものになることを目的として「第1回全国年賀状版画コンクール」を開催、「子供の部」「大人の部」の入賞・入選作品を展示しました。
2022年(令和4年)第71回展を最後に、公募を休止いたしました。

第70回記念 板院展を開催

2020年 新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言により開催を一年延期し、2021年に実施することになりました。 70回展を記念して棟方志功*とその仲間*たちの画歴と作品*を展示し、日本板画院80年の歩みを紹介しました。

*棟方志功(青森):「二菩薩釈迦十大弟子」「いろは板画柵屏風」「華狩頌」「華厳」
*長谷川富三郎(兵庫):「松図」  *佐藤米次郎(青森):「獅子舞」
*下澤木鉢郎(青森):「碇ケ関」「樺太浜路沼」
*笹島喜平(栃木):「奥入瀬」  *棟方末華(青森):「班鳩里 夢殿之賦」「舟のある風景」

「小作品展」を開催

2021年(令和3年)第70回記念板院展において第1回「小作品展」を開催いたしました。
全国から「板院展」のもう一つの顔として多くの賛同をいただき、第73回展(2024年)において第4回を迎えました。

日本全国に広がる支部 

著名な作家を数多く輩出し全国に裾野を拡げ、現在は東京に本部、全国に16支部を置く美術団体へと発展しました。
北海道支部、青森支部、山形支部、北関東支部(栃木県)、東京多摩支部、神奈川支部
北陸支部(富山県)、長野支部、静岡支部、東海支部(愛知県)、近畿支部(京都府)
和歌山支部、岡山支部、山陰支部(鳥取県)、福岡支部、熊本支部

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